

エルブランの時計が生まれるまでの9のステップ

腕時計のクリエーションは、他の芸術作品のように、言葉、旅、感情など様々な要素からインスパイアされ、アイディアがかたちになります。ひとつの時計を製作するプロセスは、職人の熟練したハンドドローイングからはじまります。

デザイナーによりその夢は現実となりはじめます。時計製造技術の完璧な知識のもと、3Dソフトウェアを使いまだ見ぬ新しい時計のデザインを立体的に仕上げていく作業は、まるで建築家のようです。

時計の図面を作成するために、それぞれのパーツ毎に細かく図式化します。

一度パーツがつくられると、時計技術者によって綿密に検品され組立てられます。いくつかのプロトタイプがつくられ、デザイン的な観点および技術的基準に従い修正されます。全ての面において完璧だと判断されたプロトタイプのみが生産されます。

時計の組立ての前に、それぞれのパーツは綿密に検品と手直しが行われ、精密に調整されます。

時計がはじめて動く瞬間です。時計をフル稼働させる前に、針、日付機能、クロノグラフ機能やリューズの動きが正確であるか確認する為、数日間かけて厳格な品質検査を行います。

それぞれのモデルの機能に従い、水深30~100メートルと同じ気圧下にするため専用の器具を使い、加圧および減圧された状況下で個体ごとに検査を行います。

時計を完成させる為の最終仕上げです。レザー、メタル、パール等のストラップで、それぞれの時計に独自のスタイルを与えます。

全ての時計は、外装および厳格なオペレーション検査を受けたのちに出荷されます。