ミッシェル・エルブラン 1668-G14CB

ニューポート コレクションのコアデザイン

今回のMH JOURNALでは、1988年にファーストモデルが発表されたニューポートコレクションのコアデザインをご紹介したいと思います。
ニューポートコレクションは、創業者であるミッシェル・エルブランとそのファミリーが海沿いの避暑地で夏を過ごしていた際に目にした、ヨットやセーリングなどマリンスポーツへの憧れと情熱からインスピレーションを得て、舷窓(げんそう/船の船体にある小さな窓)をモチーフにデザインされました。このデザイン的な特徴は現在でも受け継がれており、今ではミッシェル・エルブランのフラッグシップコレクションとなりました。
1988年に発売されたファーストモデル
1988年に発売されたファーストモデルは、ニューポート コレクションのアイデンティティとも呼べる舷窓をモチーフにしたケースデザインに、ゴールドPVDの真鍮ケース、ミネラルクリスタルガラス、50m防水、クォーツムーブメントというスペックでリリースされ、その独特なラグのデザインやゴールドとブルーのカラーリングから世界中の人々に支持されたそうです。
ミッシェル・エルブラン ニューポート
ケースデザインのインスピレーションである舷窓
時計のデザインの中でも印象を強く決めることとなるケース・ベゼルは、舷窓(げんそう/船の船体にある小さな窓)からインスピレーションを得ました。ラグのデザインは、舷窓の蝶番(ちょうつがい/開き戸や開きぶたなどが開閉できるようにとりつける金具)をモチーフにしています。このデザインは、ファーストモデルから最新モデルまで受け継がれているニューポート コレクションの大切なアイデンティティの1つです。
ミッシェル・エルブラン ニューポート
ロゴマークのモチーフとなった船の舵を操る舵輪(だりん)
リューズや文字盤・裏蓋に刻印されているニューポートコレクションのロゴマークは、船の舵を操る舵輪(だりん)をモチーフにしています。このロゴデザインと舷窓をモチーフにしたケースデザインは最新コレクションにも受け継がれており、1988年から続いているニューポートのコアデザインとなっています。
ミッシェル・エルブラン ニューポート オートマティック スケルトン
1988年から受け継ぐコアデザインを大切にしながらも、毎年進化を続けるニューポート コレクション。2019年度の新作は、先日発表した世界限定500本のスケルトンウォッチをはじめ、他のモデルについても夏前には発表できるよう準備を進めております。
文:スタッフM

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