ニューポートコレクションの歴史
HISTORY OF NEWPORT
1988年にファーストモデルが発表されたニューポートコレクションは、2018年に誕生30周年を迎えました。創業者であるミッシェル・エルブランとそのファミリーが海沿いの避暑地で夏を過ごしていた際に目にした、ヨットやセーリングなどマリンスポーツへの憧れと情熱からインスピレーションを得て、舷窓(げんそう/船の船体にある小さな窓)をモチーフにデザインされました。このデザイン的な特徴は現在でも受け継がれており、今ではエルブランのフラッグシップコレクションとなりました。
ニューポートのアイデンティティ
IDENTITY
ミッシェル・エルブラン ニューポート
ロゴデザイン
LOGO DESIGN

リューズや文字盤・裏蓋に刻印されているニューポートコレクションのロゴマークは、船の舵を操る舵輪(だりん)をモチーフにしています。このロゴデザインと舷窓をモチーフにしたケースデザインは最新コレクションにも受け継がれており、1988年から続いているニューポートのコアデザインとなっています。

舵輪(だりん)の画像を表示
ケースデザイン
CASE DESIGN

時計のデザインの中でも印象を強く決めることとなるケース・ベゼルは、舷窓(げんそう/船の船体にある小さな窓)からインスピレーションを得ました。ラグのデザインは、舷窓の蝶番(ちょうつがい/開き戸や開きぶたなどが開閉できるようにとりつける金具)をモチーフにしています。このデザインは、ファーストモデルから最新モデルまで受け継がれているニューポート コレクションの大切なアイデンティティの1つです。

舷窓(げんそう)の画像を表示
1988年に発売されたファーストモデル
ニューポート コレクション誕生
1988年
ミッシェル・エルブラン ニューポート
1988年に発売されたファーストモデルは、ゴールドPVDの真鍮ケース、ミネラルクリスタルガラス、50m防水、クォーツムーブメントというスペックでリリースされ、その独特なラグのデザインやゴールドとブルーのカラーリングから世界中の人々に支持されました。
ニューポート レディースライン 発表
1990年代
ミッシェル・エルブラン ニューポート
1990年代になると、ファーストモデルの成功もあり、メンズモデルだけでなくレディースモデル、クォーツ・自動巻きモデルまで幅広いラインナップが加わることになります。ニューポート コレクションはブランドアイコンとしての地位を確立するとともに、エルブランを世の中に広めるきっかけとなりました。
ダイバーズウォッチライン 発表
2000年代
ニューポートコレクション誕生20年という節目である2008年には、新しいダイバーズウォッチラインとしてニューポート トロフィー グランドスポーツを発表しました。この新しいコレクションでは今まで以上にスポーティーなデザインが特徴で、セラミック、ラバー、ステンレススチールを素材として組み合わせたダイバーズウオッチです。
ニューポート
クォーツクロノグラフ・自動巻きクロノグラフの本格展開
2010年代
ニューポート
2010年代に入ると、クォーツクロノグラフや自動巻きクロノグラフを本格的に展開し、ラインナップの刷新が行われました。クォーツクロノグラフの36655シリーズ、自動巻き3針タイプの1666シリーズ、自動巻きクロノグラフの255シリーズが代表的なコレクションとなります。36655シリーズや1666シリーズは日本においても人気の高いモデルとなりました。
ニューポート30周年アニバーサリーモデル 発表
2018年
ミッシェル・エルブラン ニューポート
そして2018年、ニューポート誕生30周年を記念して、3本のリミテッドモデルが発表されます。ニューポートを象徴するデザインである舷窓や蝶番のモチーフは継承しながらも、カーボンダイヤルやアンスラサイトグレーPVDを施したケースをよりモダンで近未来的なデザインにリニューアルし、ラバーストラップを組み合わせることでよりスポーティに仕上げられました。